私はこれまで2社の会社で計10年以上営業職としてサラリーマンをやっています。
若い頃は苦労しましたが、営業で身に付けたスキルは私の財産となっています。
1社目は根性論、パワハラ当り前で会社の人やお客と飲み会ばかりの環境。
2社目はお役所染みた大企業で、社内への根回しと見やすい資料づくりを重要とする会社です。
営業に必要なものは資料ではなく注文を沢山取る能力‼
現在の会社の営業スタイルが好きでは有りません。。
私が働いているのはメーカー(製造業)です。
メーカーは魅力ある仕事だと思っているので併せてご紹介します。
営業という仕事の魅力
営業と言う仕事をしていくと人間力が身に尽きます(必要です)。笑
営業ができるようになれば他の部署に行っても、人付き合いと言う面では間違いなく上手にやっていく事ができるでしょう。
私が思う営業と言う仕事の本質はこれです。
そのニーズを満たすモノを提案する為に、身に付ける必要が有るスキルをこれからご紹介します。
この能力が身につけば、異性からもモテます!
理論的には。。笑
営業で身に付く能力
異性からモテるようにもなる営業で身に着く能力とはどのようなものなのか!?笑
具体的にご紹介いたします。
- 相手が必要とするモノの本質を理解(探る事が)できる
- 事実から客観的な分析ができる
- 喋りのスキルが身に付く
- 会食(お酒)の席での立ち回りが分かる
- 気をまわせるようになる
営業は相手のニーズを理解し分析するまでが準備にあたる最重要事項です。
相手が必要とするモノの本質を理解(探る事が)できる
先ほどポイントでご紹介した相手のニーズ(欲しいもの)を正しく把握する能力の事です。
会話の中で相手が重視しているものの優先順位を把握する必要があります。
QCDとはQuolity(品質) 、Cost(価格)、Delivery(納期)の3つ。
この三角形で客先がどの項目を重視しているか、自社がどうなのかを見分ける必要が有ります。
これだと自社の能力で客先の希望を満たせるのはⅭ(価格)だけになります。
相手が重要としていることが何か?
その要求を自社が満たすがこと出来るのか?
これらを会話の中で探る能力が必要ですし、身に付くようになります。
相手が何を求めているかを会話から把握する事が出来る。
プライベートでも活かせるスキルです。
事実から客観的な分析ができる
客先のニーズが分かれば、どうやったら対応できるかの分析が必要です。
この際に最も重要なのは自社のデータ(情報・事実)を沢山集めることです。
案外、②③の分析、強み探しより①のデータ集めをする方が地味で大変です。
分析までできれば③強みを探すのはさほど難しく有りません。
①データ集めで大切なのは他部署(技術部等)の協力や自分の知識量です。
誤ったデータで分析すると、誤った結論がでます。
正しい多数のデータを集める為には知識量=努力が非常に重要である事を理解して下さい。
①データ集め ②データ比較・分析 ③データから強みを探す
これをプライベートに置き換えると自分の強みを分析して相手のニーズに合わせて自分の魅力をアピールしていく事に繋がります。
喋りのスキルが身に付く
客先のニーズを把握し、自社の強み(アピールポイント)を分析。
最後に重要なのはそのアピールポイントをいかに上手に話すかということです。
分析の結果、完全に客先のニーズにハマる強みがなくても、見つけたアピールポイトを誇張して上手にしゃべることで客先の心を掴む事は可能です。
嘘をつくことを推奨はしませんが、言わなくてもいい余計なネガティブ情報を言わない。
というのも喋りの大切なスキルです。
人によっては0を1にする人もいますが、嘘はオススメしません。
嘘を頑張って本当にする意気込みなら良いですがいばら道過ぎます。笑
男の無駄なお喋りはモテません。笑
相手の求めるニーズを把握、何ができるかを分析、上手に喋って高評価!
プライベートでも十分に活かせるスキルが身に付きます‼
私は立派な中堅営業マンですが、余計なお喋りが多くてモテませんでした。。笑
会食(お酒)の席での立ち回りを学べる
会社にもよりますが、営業は飲み会も多いです。
客先との接待だけでなく社内の人と飲む機会も多い業種です。
社内の人と飲む際も、客先と飲む事を想定してマナーや立ち回りをうるさく指導されることも有ります。
具体的には、相手のお酒の管理、絶妙な合いの手、楽しませるトークや芸(体を張ったり、カラオケ等)を見せたりする等が有ります。
そんな昭和志向な飲み会、全然楽しくないですよね。。
但し、お酒が入っても冷静に周りを観察したり、酔ったふりをして本音を晒して距離感を詰めるという姑息で素敵なスキルも身に付くと思います。
プライベートでお酒を飲むときも、気配り立ち回りができるので好印象となる事が多いです。
但し、あんまり気を使い過ぎると自分が楽しくなくなるのでほどほどに!
気をまわせるようになる
気をまわせるとは、気が利くより全体の雰囲気に気を配り包括的に配慮するイメージです。
先ほどの会食の席の立ち回りを普段からやるような感じです。
具体的な例が非常に細かいです。
エレベーターのボタンを押したり、扉を開けて抑えたり、割り箸を渡したり、ドレッシング・爪楊枝を取りやすいところに置いたり。。等々
あんたの近くの割り箸ぐらい自分で取れよ!!
と、何度心で叫んだか分かりません。笑
但し、これもできる事(何をすべきか分かる事)に全く損は有りません。
普段から皆にこんな気をまわすと疲れるので相手を選んでやりましょう!笑
プライベートで常に気をまわす必要は有りません。
相手が何か困っている、やって欲しそうなことを察するスキルが大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
営業という仕事がなかなか大変な仕事だというのを改めてお伝えしてしまった気もします。
この記事は昭和志向が少し強いです。
令和になって気配りなどについてはあまりうるさく言わない傾向が強くなってきてます。
楽な仕事だとは思いませんが、営業という仕事を突き詰める事で人間力がUPして異性にもモテる人間になるというのはご理解頂けたのではないでしょうか。
是非、営業という仕事を楽しんで、相手が何を求めているか(ニーズ)、それに対して何を提供するべきがわかる人間力の高い人を目指しましょう。
仕事でもプライベートでも人の気持ちが分かる人間を目指してください!!
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