昨今のコロナ禍の影響で皆さまも体温を測定する機会が増えているのではないでしょうか?
私は持病で通院している事もあり、病院で体温測定をする事が多いです。
これまでに3回、体温計の誤作動で肝を冷やした事(1回は結構な問題になりました)が有りその解決方法を知る事が出来たので皆様にご紹介させて頂きます。
このご時世、体温計が誤作動を起こすと結構厄介な事になったりしますよ‼
意外と知らない誤作動の原因
脇に差し込む(わき式)タイプの体温計は、脇汗をかいていると誤作動を起こす可能性が有ります‼
不思議な測定値が出た場合は、乾いたハンカチやタオルでしっかりと汗を拭きとりましょう‼
ご存じない方も多いのではないでしょうか?
私は先日、自転車で少し急いで病院に行き脇に差し込むタイプの体温計で体温を測った際に、『37.6度』という値がでました。
体調も至って良好で全く身に覚えがないですが、このご時世で37.5度を越えていると周りの目も怖いですし、何より受ける予定の治療が受けられません。
脇汗をかいていると誤作動を起こす事は良くありますよ
百戦錬磨の看護師さんからこのようなアドバイスと共にペーパータオルを頂き、汗をしっかり拭いて再度測定しなおしたところ『36.5度』と言うTHE・標準体温をはじき出す事ができました。
私のように自転車で汗をかいて異常値を出すのは分かりやすいですが、夏場の外気温や、冬場のヒートテック等のインナーでも脇汗をかくことは十分考えられます。
また、脇汗を拭く時にウェットティッシュのような水気を含むものも使用してはいけません。
水分が体温計を誤作動させる要因になりますので十分注意しましょう。
意外と知られていない重要な事項だと思うので是非頭の片隅に入れておいてください。
体温計の正しい使い方
わき式体温計の測り方
検温時の注意
・運動や入浴、飲食の直後の30分間は検温に適さないので避ける。
・わきの汗はしっかり拭きとる。
・衣服に触れないように測定する。
・検温中は電子音が鳴るまで動かない。
オムロン ヘルスケア株式会社殿 公式ホームページより引用
体温計の王様のオムロン様がこのように言っております。
運動、飲食の直後を避けるというのはある程度イメージがあるものとは思いますが、”わきの汗はしっかり拭きとる”もばっちりと記載されている割に認知度は低いと思われます。
また、オムロン様はもう1つ皆様があまり知らなさそうな測定方法についての注意喚起をしています。
わき式体温計は服の襟口(上側)から斜めに指すのではなく、腕と胴体の付け根に体温計の先端が刺さるように(下側から)測定するのが正しい測定方法とされています。
そして流石なのが”いらすとや”さんですよね。
この”いらすとや”さんの画像が、正しい測定方法の図解になっています。
※先端が上向きで液晶側が下側にくるような使い方です
結局ご紹介させて頂くのですが、詳細が気になる方はオムロン様のホームページをご確認下さい‼笑
まとめ
体温計も様々な種類が増えてきましたが、多数の人間の体温を精度高く測定する場合は未だにわき式の体温計を使用する事が多いと思います。
正しく体温を測る事が必要とされるこのご時世だからこそ、正しく体温計の使用方法を理解して体温を測るようにしましょう!
ちなみに我が家で愛用させて頂いているオムロン様の体温計がこちらです。
価格もそれなり、15秒での予測測定とそのまま測り続ける実測式を兼ねているので愛用してます‼
余談
私は3回測定ミスを起こしたと冒頭に記載しましたが、記載した1件だけでなく残り2件の事例も紹介致します。
インフルエンザ予防接種時
この時も自転車猛ダッシュで病院へ向かったため、脇汗が原因で4回は測定し全て37度台でした。
体調が悪くない旨をアピールし、そこそこ時間をおいて再度測定をさせてもらった際に36.5度程度だった為無事に予防接種を受ける事が出来ました。
危うく、予約した予防接種を受けさせてもらえない所でした。
持病治療の予定がPCR検査へ
この時に脇汗を拭くという事をちゃんと知って入ればこんな事にはならなかったはずです。
例のごとく何度測っても37度台。
その病院が少し前にコロナのクラスターを発生させていた事も有り、病院が非常にピリピリしていた事も要因でしょう。
4回測定した時点で非常に警戒され、まさかまさかで厳重に飛沫対策をした職員2名に隔離されたPCR検査棟に連れていかれPCR検査。
もちろん受ける予定の持病の治療も受けれず。。
この時は流石にこの時代を恨みました。。
結果は翌日にしか知らされず、やっぱりと言う感じで陰性でした。治療は週末を挟んで延期に。
このような悲劇を生まないように皆様も体温計の測りかたは正しく理解しておくようにしましょう!
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